株式会社シンカゼ

地域の人事部プロジェクト

地域の人事部について

地域の人事部とは、地域の支援機関が単体で企業を支援するのではなく、地域の支援機関、自治体等がそれぞれの強みを活かし一丸となって地域中小企業の多様な人材活用を推進し、地域企業の「人的資本経営」の定着を目指す体制です。
具体的な支援は、「人材戦略・組織変革支援」、「人材採用支援」、「人材育成・定着支援」を行っています。
令和4年度からモデル事業として、8自治体において「地域の人事部」が立ち上がり、関東経済産業局と連携した活動を実施しています。
弊社では、茨城県日立市、常陸太田市、大子町の3拠点で、事業の企画・推進支援を行っております。

具体的な取組み

1.副業・兼業人材マッチングイベント
地域中小企業の経営課題を解決するため、労働力不足を補うために、副業・兼業人材とのマッチングイベント等を開催しています。8地域合同で、数百名の副業・兼業人材が参加される大規模なイベントです。
地域理解を深めるフィールドワークや、地域企業と副業・兼業人材との意見交換の場などを通してマッチングの支援を行い、副業・兼業人材の経験やノウハウを活かした地域企業の課題解決を図っています。

2.地域経営者向け「人的資本セミナー」の開催
人口減少が激しい市場でどのように人材活用を進めていくかをテーマに、地域ならではの採用についての考え方、従業員の育成や定着などの内容で、地域中小企業経営者に向けたセミナーやワークショップを開催。

3.地域機関と連携強化を図るための協議会を開催
自治体や支援機関、金融機関など関係機関を集い、より強固な関係構築のため、事業づくり・推進のための議論の場として、年に数回協議会を開催しています。
議論のテーマは、現状の共有、ビジョンの策定、市町の課題に合わせた支援テーマの設定、持続的な事業づくりのための意見交換など。市町ごとに地域の人事部の未来について協議しています。

地域の人事部の今後

各市町の課題、支援する団体の特徴・強みに合わせ、ビジネスモデルの確立のために、地域の課題解決のために、関係機関が一体となって、事業づくり・体制づくりに取り組んでいます。

弊社が支援する茨城県の3地域では、副業・兼業人材の活用支援、社員採用支援、大企業と連携した地域貢献事業、地域事業者の人材相談窓口の確立、地域内外での広報活動など、事業・体制づくりを進めております。